仔羊のレヴィストロース(5/23~24)

■5/23(土)
・6時過ぎに目覚めて活動開始。奥さんも7時過ぎには起きてくる。最近の体たらくを思うと奇跡でしかない。昨夜何時に寝たかなと思い奥さんに尋ねると「時計の針がこちらを向いていたので12時半」と切れ味鋭い返答が戻ってくる。
・朝食を食べてもまだ8時。素敵。そのままコーヒーを傍らにbbbで購入しておいたzine「旅をしても僕はそのまま」を読む。レヴィストロースに最近興味が出てきており、書評の一節にあった「旅に出ると思い出すレヴィ=ストロースの言葉。」という部分と、表紙のイラストのかわいらしさに惹かれて買ったのだった。思っていたものとはいささか違う硬めの筆致で少し戸惑ったが、その分書き手の誠実な人柄がよく伝わってきた。真摯な一冊。
・前日に長距離ランを実施していたのでそこそこの筋肉痛。ただ予報よりも天候が良さそうだということもあって、散歩に出る。これまであまり歩かなかったエリアへと足を延ばす。気の早い紫陽花がちらちらと顔を出し始めていた。
 
■5/24(日)
・昨日足を延ばしたエリアへ、今日はランニングに出る。呑川緑道を北上して246にぶつかるまで。予想外に親水公園となっているエリアがあり、とても雰囲気が良かった。まるで郊外のような長閑さ。合計で8km弱ほどの道程もちょうど良いので、今後のコースの1つに組み込み決定。
Amazonで買ったレヴィストロースの「悲しき熱帯」が届く。しかし2巻のみ。1巻は時間が掛かると書いてあったが、もしかしたらと思っていたので少々残念。ちょっと意地悪な気持ちで奥さんに「レヴィストロースって知ってる?」と尋ねると「知らんけど美味しそうやね」との返答で爆笑した。なるほど、フレンチの技法か凝ったメニュー名のようではある。こちら仔羊のレヴィストロースです。パッションフルーツを用いたソースが特徴の一皿でございます。
・楽しみにしている美食探偵は残念ながらついにストックが切れてしまった。恐らくHuluで流していたであろう、裏話をまとめた回。遅ればせながら志田未来の演技力の凄さに気付く。特に、母との思い出を反芻するようにジャムを煮ているシーンと、パトカーに乗り込む寸前の表情の切り替えは鳥肌もの。いずれのシーンも無言で、表情と少しの動きのみで演技をしているのがまたとんでもない。