記憶は食べ物のことばかり
連休ということで気持ちも新たに、朝からランニング。体感でしかないがマスクをつけたランナーがかなり増えた印象。この日も夏日ということでやたらと暑く、かつ若干昨夜の酒の影響もあり、途中で休憩を挟む羽目に。忍ばせていた小銭でポカリを購入。なんとか生還する。が、しこたま汗で濡れたマスクを地面に落としたせいで土まみれになる。貴重品なのに。帰路は人目を気にしながらこそこそと走った。
せめてものGW気分、ということで昼食は近所の蕎麦屋へ。天せいろと瓶ビール。大瓶でいかせてもらう。奥さんは三味蕎麦というメニューをチョイス。いつもより席間を広げた店内に、さーっと爽やかな風がぬけて、テレビの音がそれにあわせて上下しながら響いてくる。瓶とお通しの胡瓜が先に届くので、かじりながら初めの一杯をやっつけてしまった。天国です。外食でビールを飲んだのはいつ以来だろうか。天ぷらとの組み合わせは言わずもがな、食卓で君臨する王のごとき佇まい。何を言っているのか良く分からなくなってきたが、それだけ最高だったのです。奥さんが頼んだ三味蕎麦はミニ蕎麦×３つといった風体でやってきて、予想外のビジュアルで互いに笑った。具だけ別添えで来るものだとばかり。
帰宅して午後はゆるゆると過ごす。コミックDAYSで宇宙兄弟が100話まで無料だったので（太っ腹！）ソファで寝っ転がりながら読んだ。残念ながら無料期間は終わってしまったので、第1話のリンクを張る。
いちいちウルっと来てしまうのは作品の良さもさることながら、今が非日常だという実感のせいだろうか。まあ、アルコール付きの外食をした人間の言うことではないが。しかし弟君の月面救助シーンはハラハラした。奇跡的にも予備知識ゼロで読めてとても有難い。もしもこれから宇宙兄弟を読む方が居たら、ぜひ何も調べずに読みましょう。というか軒並みすべての作品は予備知識なんて排して触れるべきだわな。
晩は親戚夫婦とリモート飲み会。ひたすらに爆笑をする。結構いい感じにお酒が進んでしまい、どんな話をしたかは全く覚えていない。反省である。しかしこの日メニューに加わった「しらすユッケ」は絶品だった、それだけはハッキリと記憶している。食べ物のことばかりだな。
