いつか思い出す夜のこと(8/2~8)

■8/2(日)
・8時ごろ起床。ソファに移動してぼーっとしているとチャイムが鳴る。佐川急便が届けてくれたのは香住鶴の吟醸飲み比べセット。義父が送ってくれたのだった。非常にありがたい。小躍りしながら、早速飲みたい銘柄をチョイスして冷蔵庫にイン。朝食にウインナーロールとアップルパイ的なものをたべ、お礼の電話を入れる。帰省できないことも改めて自分の口で告げた。その流れで但馬でも感染者が出た旨を知る。
 
・今日も作業にあてる。ノートPCで一番困るのは肩が凝ることかもしれない。
 
・18時半ごろにひと段落ついたので、久方振りにランニングに出る。1週間以上空けてしまった。生温く、まだしっかりと熱を帯びた夜風がはっきりと夏の訪れを告げている。多摩川まで行って来いの10kmランニング。新しい季節はなぜか切ない日々なので、河原の道で写真をいくつか撮った。
 
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いつか大阪に帰る時に、きっとこの日を思い出す気がした。理由は特にない。新しい季節はなぜか切ない日々だから、である。
 
■8/3(月)
・7時過ぎ起床。作業大詰め。土日に色々と進めていたので思いのほか落ち着いて過ごせたが、あまり記憶が定かではない程度に忙しかった模様。
 
■8/4(火)
・7時過ぎ起床。食パンを食べる。インスタントコーヒーを切らしてしまっていることに気付き、諦めて水を飲みながら仕事をする。
 
・pixel 4aのリリースが遂に決まった。

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pixel 3aを6月に3万5500円で購入したばかりの身として、どうしても気になってしまうのは値段である。4万2900円と微妙なライン。2ヶ月ほど待っていれば+7400円で買えたが、いやいやこの2ヶ月の経験はお金で買えない価値があったのだ、と言い聞かせて自らをなだめる。どうせ1年もすれば4aも恐らく3万円台半ば、うまくいけばジャスト3万円ぐらいで買えるだろう。5Gが控えているようだから、勢いそちらを買うという手もある。などなど都合のよい想像を浮かべて落ち着く。当たれ~。想像~。
 
■8/5(水)
・7時10分起床。酒を飲まないと寝覚めがよい。ネットニュースを見ているとレバノンで爆発事故があった模様。軽い気持ちでTwitterをのぞくと、衝撃的な爆発の映像の数々。同じような状況にいたとしたら、火事だと思って絶対撮影するなと思う… 被害ができるだけ小さくあることを祈る。
 
・8時前よりランニングに出る。少しハイペースでとばしたせいもあるが、何よりも暑さが厳しくて4km予定が500m残して力尽きる。本気の夏がやって来た。ちょっとこの太陽に身体を慣らしておかないと、来週計画している登山がキツイかもしれない。帰宅後はシャワーを浴びてさっぱりとし、バタートーストをたべてグレープフルーツジュースを飲む。
 
j-waveのゲストが夢をかなえるゾウで有名な水野敬也さん。「夢をかなえるゾウ」ではあえてギャグを入れまくって、面白い本だよと紹介できるようにすることで、自己啓発本を持っている後ろめたさを感じさせないことを狙った。という主旨のことを話されていて、戦略家だなあと思う。
 
■8/6(木)
・7時10分起床。洗い物をして洗濯機を回し、朝食にクロワッサン。あとグレープフルーツジュースとヤクルト。仕事に出る奥さんを見送り、仕上がった洗濯物を干す。どうにも最近肩が凝るので、いつもの作業机と違う環境にPCを移動させて、業務開始。
 
レバノンの爆発事故の絡みで流れてきたTweetから、伊丹万作さんの文に出会う。
なんと毅然とした態度であることか。騙すほうと騙されるほうと、その両面を人間は有しているのだということ。
 
・そういえば原爆の日だったということも合わせて思い出す。何の気なしにタイムラインを眺めると、原爆の日に絡めたtweetが非常に多い気がする。75年の節目ということもあるだろうが、非常に不謹慎なことを言うと今の精神状態とフィットしたんじゃないかと思う。コロナでまるで戦時中のような感触があるのではということと、加えて、レバノンの爆発事故があったこと。
 
j-waveでYOASOBIの「たぶん」という曲を聴く。

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サビのメロがめちゃくちゃ好み。ただ、ボカロP出身の方が作る楽曲って譜割りがかなりギチっとする傾向を感じる。「小説を音楽にするユニット」というコンセプトがあるようなので、そのせいも大きいのだろうか。
 
・ずっと頭の片隅にあったデイリーポータルZの「はげます会」に入った。日誌を欲しいと思ったことが最後のトリガーである。
 
■8/7(金)
・朝。冷房が切れて暑さで目覚める。夏だ。6時50分起床。だらけながらスマホをなぞる。昨晩読んで衝撃をうけた「ドクターマーメイド」がバズり始めている。
ブコメを読みながら、そうそう藤本タツキっぽいんだよなーなど思いながら再読。朝食はトースト、なんとなくウインナーも食べたくなったので焼く。筋トレをして業務開始。
 
・夜、やや悲しいできごとがあったせいで少々ヤケ酒モード。寝落ちしてしまった。 
 
■8/8(土)
・朝。一度5時ごろに起きたのち、二度寝。9時ごろ起床。
 
・翌日のBBQに向けて買い出し。厚切りの豚ロースと贅沢に牛イチボ。あとアヒージョが食べたいなとなったので、エビにアスパラにニンニク、そして主役の食事パン。バゲットとカンパーニュ。日帰りなのでノンアルコールになるのがやや寂しいところ。
 
スキレットが少々錆びてしまっており、二度ほど焼き入れから磨き上げを行う。そののち全体にオリーブオイルを塗ってメンテナンス完了。しかしクソ暑そうだけれど大丈夫だろうか。(結果的にはまあ大丈夫ではなかった)

大井町の懐を覗きみる

 8月1日土曜日。BUNGOに感化され早朝からストイックに走ろうと意気込んだのに、盛大に寝坊をして8時過ぎ起床。中学生に圧倒的に負けている。
 
 気を取り直してこの日は大井町、阪急百貨店の大井食品館へ。何の流れだったか、前夜クレジットカードのポイント話になり、大阪時代に使っていたStaciaカードを調べたところS-POINTを4500ポイントほど貯め込んでいたことが発覚したのだ。すると記憶は結びつくもので、たしか大井町に阪急があったはず、ということで調べるとビンゴである。これでテンションは最高潮、気分は完全に臨時収入。そんなわけでの大井食品館です。フロア内をぐるりと2周ほど巡り、やはり肉でしょうということで肉屋へ。100gで1500円近いイチボを200g、あとマルチョウと普通のロースを100gずつ、以上にて綺麗にポイントを使い切った。大井町ではStaciaカードを使う人は相当少ない模様で、各テナントのレジに「このカードは使えます」と注意書きが貼っている。
 
 その後は昼から作業をしたかったので奥さんと別れてひとり帰宅。ついでに少しだけ、大井町駅の北東側にある裏路地を覗く。

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 街灯の形にとても味があって、今度はこれが灯る時間帯に訪れたいなと思う。配線の混雑っぷりもよい。失礼ながら、どれか一本ぐらい切れても大丈夫そうな。

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 こういった裏路地が好きで、それはどうしてなんだろうな、と改めて考える。街灯だとか看板だとかそういった個々のアイテムが魅力的なのはもちろんあるのだけれども、それよりも、なんだろう。ホッとする感覚を覚えてしまうのだ。少し感覚的で伝えられる自信がないが、世間一般に「善い」とはされない空間(整理整頓されていない、清潔に保たれていない、場所によっては法律に則ってもいない)、そんな空間が存在しているということに、なんというか安心感を覚える。街のもつ懐の深さに安心するのだ。

  南西側に百貨店があり、北東側にこんな路地が残っている。都市ならではの姿だなあと思う。どちらが良いとか悪いとかではなく、画一的でない多様性を備えたその姿には懐の深さと共に、たくましさを強く感じる。 

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 街灯の形を活かして掲出されていた東京2020のフラッグに、思わずおおっと声が出た。正直ミスマッチな感じはあるが、この路地がノスタルジックな遺構でもなんでもなくて、2020年の今も機能していることをありありと示している。大井町、好きだなあ。次はぜひ夜に訪れたい。色々それっぽく語ったけど、シンプルに良さそうな飲み屋が多いのです。

仕事が忙しくなると外ランチがうまい(7/27~31)

■7/27(月)
・7時起床。洗い物をして洗濯機を回して久し振りに外干し。朝食はあんバタートーストとオレンジジュース。あとヤクルト。作業前にコーヒーをたっぷり目に淹れる。いつものドリップバックが切れていることに気付いたので、どこかで買いに行かないといけない。j-waveは別所さんがお休みから戻られ、9時~のステップワンではサッシャさんが今日から復帰。
 
・昼食は朝日屋さんへ。少し間が空いただろうか。ボリューム満点の定食がいただける食堂。正直蕎麦はイマイチなんだけど、揚げ物がうまいのです。

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アジフライ定食700円

こちらはお初のアジフライ。低温で揚げているからだろうか、予想外に白めのビジュアル。これが大当たり。白ご飯と共にわしわしと食べる。卓上の調味料を色々と試したが、結局のところカラシ醤油が最強だった。今後はアジフライが食べたくなったら足を運ぶことになりそう。

■7/28(火)
・7時15分起床。寝ながら考えていたアイデアをうとうとしながらまとめる。こうして企画書に落とすとどうも微妙なアイデアに思えてしまうのは一体なぜなのか。ひとまず打合せに向けてまとめきる。

・昼食はブラウンマサラではなく、プラウンマサラ。無印カレーの個人的ツートップの一角。しかし最近馴れてしまったのか、前ほどの感動はない。グリーンのワントップ体制に移行しつつある。

■7/29(水)
・7時45分起床。ここが踏ん張りどころ。予定していた起床時間よりやや遅れておりドキドキするが、大丈夫。出来るはず。シャワーを浴びて朝食はあんバタートーストとヤクルト、あと時間削減のために買い置きのカフェラテ。餡ペーストを無事に使い切る。午後から出社のためシャツにアイロンをかけてスタンバイ。捌くべきメールを3件ほど捌き、肝心の企画書着手。筆が止まったので一度日記に移行。自動書記に近い形でこの文を打っている。脳が違うことを考えている感触がする。そういえば昨日と今朝と体重を測ったところ、さして食事を減らしたり走ったりしていないのに予想外に減っていた。脳が一番のエネルギー食いだとはよく聞いていたが、それでだろうか?など書いていたら企画書が書けそうになってきたので離脱。

Twitter経由でxiangyu(シャンユー)というアーティストを知った。水曜日のカンパネラのPが新たに手掛けられている。正直なところ音楽性がどうのこうの以前に、写真にうつる彼女が妙に魅力的なのです。表情がいいなあ。素敵だ。

■7/30(木)
・6時半起床。洗い物をして洗濯を回し、その間に朝食を食べて筋トレを行い、やがて干す。曇りなので外干しに。作業にできるだけ集中したいので8時半には業務を開始する。雑務をこなして9時半からリモート会議。その矢先になったのは緊急地震速報。相手先は大阪メンバーだったので、一人だけバタバタと机の下に潜り込み、数分間ほど会議から姿を消すことになった。ともかく、地震が無くて良かった。

・昼食は無性にうどんを食べたくなり、自転車圏内のうどんおりぜさんへ。食べログの点は普通なんだけどGoogleが50件近い書き込みで☆4.7と衝撃的なスコアなので気になっていた。住宅街に佇む古民家風の佇まい。玉砂利の敷かれたアプローチより入店すると、うどん屋さんというよりも古民家カフェな雰囲気。

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天ぷらうどん1350円

うどんは本格派。大阪の名店「讃く」さんのような全粒粉?の麺は柔めでありながらしっかりとコシを残していて、かなりレベルが高いと思う。出汁は東京風なので正直そこまで好みではないけれど、普通に美味しい。天ぷらも予想以上のボリュームかつ別添えで来て驚いた。ここも良いな。うどんが食べたくなったら再訪あり。

■7/31(金)
・勝負の日ふたたび。7時過ぎに起床、朝食などを早々に終えて8時ごろから作業開始。いそいそと企画書をつくり投げ込む。10時過ぎに家を出て会社へ。午前中から出勤するのは久しぶり。駅までいつもの道を歩いていると、植木にタワシが挟まっていた。

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タワシってこうやって収穫されるんだ、というコメントと共にツイートしようと思い立つも、駅につくころには冷静さを取り戻しあまり面白くないことに気付く。もうちょっと実っぽく、金具のところが小枝に引っ掛かっていたりすればあるいは。blogで成仏させておく。

・会社にて数本の会議をこなし、遅がけのお昼ごはん。たまに食べたくなる、はしごのバイコウダンダン麺。

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排骨担々麺 1000円
今日も誘惑に負けてご飯を付けてしまう。ああ。たまに無償に食べたくなるのだけれど、食べるといつもこんな味だったっけ?となるのが不思議なところ。

・帰社後は雑務など。デュアルモニターとワーキングチェアはやっぱり最高である。とにもかくにも椅子が欲しい。ひととおり終えて、18時半ごろ退社し近くの本屋へ。販促コンペの一次審査結果発表。どきどきしながら販促会議を開くも、残念ながら今回は落選していた。割合自信があったので悔しい。出したのはクレディセゾンで、成人式をフックにしてクレジットカードを訴求するアイデアだった。こうなるとアイデア被りで、より洗練されたプランが通過していてほしいところ。

・寝る前にジャンププラス。BUNGOが1話から30話近く無料だったので読んだ。いまにして思うと野田のキャラクターは崩壊しちゃいないか?最近は日常シーンがほとんど無いからそう思うのかもしれない。しかしストイックな中学生が多いな。この手のストイックさに触れると、自分も頑張らねえとなぁという気持ちになるのでたまに読むと良い。メンタルに効くレッドブルみたいなもんである。あくまで精神的に落ち着いている時に限って効能を発揮する点に注意が必要。

cero/Summer Soul

 7月26日(日)は学芸大学駅に出かけて古本屋巡り。選書が好みのお店を発見し「異郷」という一冊を購入。「旅への憧れ」と題された導入の文章に見事にやられた。海の青さを聞けば、その青を自分で確かめたくなる。旅はもちろんのことながら、夏を恋しく思う気持ちにとてもマッチしたのだ。

 7月後半にも関わらず梅雨はずるずると続いていた。特にこの日の天気は荒れに荒れていて、一日中雨が降ったり止んだり。油絵みたいにゴツゴツと折り重なった雲がやりたい放題しやがり、ようやく晴れ間が覗いたかと思えば、やがて天気雨が降り出した。そしてこの曲のフレーズを思い出す。

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彷徨ってるつもりで

コーナーを曲がり切った時に雨雲が

山の向こうに見えたけど

降り出したのは天気雨

 名曲はいつ聴いても良いものだけれど、当然この曲は夏が良く似合う。そしてこの曲と言えばSMAP×SMAPceroSMAPと一緒に歌っている姿を見たとき、なんというか大袈裟でなく世界が変わったような気がしたことを覚えている。何様だわたしは。自己弁護すると、彼らのことをそれぐらい身近なアーティストだと勝手に思っていたのである。全然自己弁護になってねえな。。

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傘を差さずに

濡れたまま歩く人たち

やがてすぐ雨はどこかへ消えて

見たことない夕暮れに

 この日は一日中荒れた天気だったから、行き交う人々は天気雨でもみんな傘を差していて、そして誰もがマスクを着用していた。これも見たことない夕暮れかもしれない。あまり喜ばしいものではないが、世界は確かに変わってしまったのである。

 8月に入るとようやく梅雨は明け、そしたらノータイムで灼熱の日々がやって来た。夏への恋しさは急激に薄らいだが、旅への恋しさは日々募るばかり。どこへも行けないならいっそ車でも借りて、この曲をBGMに東京都内を彷徨うのもオツかもしれない。果たしてN-BOXでも様になるだろうか、その点だけが不安。

やまちゃんのチャーハンとかね萬六本木のもつ鍋(7/23~25)

■7/23(木)

・仕事に行く奥さんを見送り、さてということで家事をこなす。午前中を忙しなく過ごした後に、どうしてもチャーハンが食べたくなり近所の名店「やまちゃん」へ。

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とんねるずの「きたなシュラン」で紹介されたらしいが別段汚くはない。ただ、かなり濃ゆい昭和の趣である。めちゃくちゃ愛想のよい接客担当のおばちゃんと、驚くほど動きの緩慢な料理担当のおじちゃん、二人による夫婦経営。しかし侮るなかれ、緩慢なおじちゃんは中華鍋を持つと、途端にメカニカルでスピーディーな動きを披露するのだ。チャッチャチャッチャと規則的に鳴る鍋音をBGMに待つこと数分。

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チャーハン税込600円。中華スープ付き。チャーシューがごろごろと気前よく入っており、とても満足度が高い。ボリュームも十分。あと角切りにした筍が入っていて、これがまた食感のアクセントになってよい。チャーハン欲を綺麗に満たして帰宅する。

・夕方ごろランニングに出る。駒沢公園まで行ってぐるっと回って6km少々。雨の合間を狙ったが、結構降られてしまった。

 

■7/24(金)

・この日は前週に下見をしていた南町田グランベリーパークへ。お目当ては映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」。遠出をする必要は正直ないが、最近流行りのギリギリ都内の旅である。序盤、長澤まさみの相棒役の子を広瀬すずだと勘違いして、海街ダイアリーの組合せ再び!!などとテンション高く観ていたら、しばらく後の着飾るシーンで別人だと気付き一人恥ずかしい思いをする。後ほどそれとなく奥さんに尋ねると、同じように勘違いをしていたのでホッとした。関水渚という女優さん。ググったらやっぱり似てるという声が多い模様で、さらにホッとする。映画は抜群のエンタメ作品でこの夏マスト◎です。

 

■7/25(土)

・朝6時前にもの凄い雨音で目が覚める。うつろな状態で窓を閉めて、すると暑くなったので扇風機をつけて再度寝る。9時過ぎに起床。洗い物をして掃除機をかけて、コンタクトレンズが切れていたので眼科へ。
 
・視力を測ってもらうと、どうも少し悪くなっている模様。矯正後で0.9と1.0。まあまだ問題ないでしょうとのことで度数はそのまま。久しぶりにコンタクトレンズをして歩くと、歩くリズムに合わせて視野が少し揺れるような妙な感触をおぼえる。ひょっとしたら眼鏡が結構揺れていて、それに身体が慣れていたのかもしれない。帰路で向かいからやってきたクルマのナンバーが「311」で少し不穏な気持ちになる。車種不明確だがホンダのセダン。綺麗な車体だったし、10年以上も前のものとは思えないんだけれども。
 
・昼食は棒ラーメン。奥さんは具材ネギのみでシンプルに。こちらはゆで卵とキムチをのせて。午後からは各々のんびりと過ごし、夜に向けて体調を整える。
 
・夜。ドキドキしながら都心へ。目的地は六本木なのだけれど少し早めに出て、食前の運動に芝公園~東京タワーを30分ほど散歩。東京タワーの真下まで来たのは地味に初めて。

f:id:sd_nano:20200725183350j:plain道中プリンスホテルでビアガーデンを行っていたが、びっくりするほど閑古鳥が鳴いていた。あと増上寺の大きさに驚くなど。東京タワーを見上げてからは大江戸線赤羽橋駅へ移動し、六本木へ。夜の外食において自らに課しているルールを破ることになるが、ここ以上のもつ鍋屋を知らないんだから仕方ない。かね萬六本木さん。

残念ながら福岡本店は閉めてしまったので、もう東京でしか食べられなくなってしまった。もつ鍋のお店だけれど、とにかくうまい肉が食べられるお店だと個人的には捉えている。

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ここのサガリ焼きはほんと絶品。

 

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もつ鍋は無水で、日本酒のみで煮込んでいるそう。お値段はそれなりにするが、立地を考えるとむしろ高コスパ。正直六本木という街の雰囲気があんまり好きではないので、ここを狙ってピンポイントで来るようにしている。ビールに始まり、もつ鍋と言えばということで芋焼酎をロックでいただいた。これが肉の脂とたまらなく合うので、やっぱり肉料理には芋焼酎だよな…などしみじみと思う。調子に乗ってラスト一杯に佐藤の白を飲んだが、良い酒は最初の方に飲まないと味が分からなくなるので勿体ない。しっかりと酔って帰宅。

三本立ての夢を見る(7/19~22)

■7/19(日)
・8時過ぎ起床。この日は葛西臨海公園に続いてギリギリ東京都内を攻める日、ということで町田へ向かう。目指すはカツカレーの有名店、リッチなカレーの店 アサノさん。

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当然のようにオーダーはリッチなカツカレー、1450円。

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見た目よりもさらっとした食感。いわゆるスパイスカレーというわけではないけれど、かなりスパイスが利いている。なんというか、ちょっと不思議なお味。癖になる人は癖になるのだろうと思う。美味しかったし食べれて良かったけど、これで満足かも。あとこれはいつも思うのだけれど、カツカレーはスプーンだけだと食べ辛くない?カツの長さを持て余す。
 
・町田の駅前は想像通りかなり栄えていた。立川などに比べるとやや雑多な印象で、どことなく姫路っぽい、という感想。その後は気になっていたグランベリーパークへ足を延ばして東急の本気を見た。町田駅前とのギャップが凄い。
 
・帰宅後は西小山のかがた屋さんへ日本酒を買いに行く。道中たまさか見かけたのが、銭湯のリニューアルオープン。

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東京浴場とはまた大きく出たな!という気持ち。銭湯は好きだし気になるルックスなんだけれども、さすがに今はまだ立ち寄る気になれない。そんな自分の感じている強い忌避感とは裏腹に盛況で、正直驚いた。とはいえこちらも夜に外食をしているわけであり。どこで線を引くか、そのバランス感は人それぞれということだろう。
 

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帰宅して、戦利品「鍋島サマームーン」を鯛のお刺身と共にいただく。いわゆるアル添のお酒だけれども、とても美味。芳醇でキレのある良いお酒。いまのところ今年No.1である。
 
■7/20(月)
・7時起床。だらだらとネットサーフィンをして過ごす。8時過ぎに食パン。餡ペーストの賞味期限がギリギリで、併せて食す。コーヒーは面倒くさくなってインスタントにした。洗濯物を取り込んで、久方振りにブログを書く。一応日記的な雑メモは残していたので、それを基にしてつらつらと。一仕事終えた心持ちになる。
 
・昼食はレトルトソースを使ってのパスタ。ボロネーゼ。味見をして少し物足りない感じがしたので追いケチャップをした。結局こういった味が好きである。ウスターソースを足しても良かったかもしれない。
 
・午後からは結構タイトなスケジュール、打合せ用の資料に1時間1本勝負でガッツリと取り組んだ。久しぶりに集中できたように思う。出来はともかく。この集中力を毎日3時間使えるようになりたい。夕食はピーマンと豚肉をオイスターソースで絡めて、チンジャオロース風にして食べた。豚肉を炒める際に塩を利かせすぎてしょっぱい仕上がり。ビールで流し込むようにする。食べながらボーっと何かの番組を観ていたが、またも丸山桂里奈が最高に面白かった。ちょっとファンかもしれない。
 
■7/21(火)
・8時過ぎ起床。完全に昨晩は寝落ち。そのせいか妙な夢を3つほど見た。
 
ひとつめ。なんかよくわからん家?みたいなところでなぜか仕事をしており、しばらくすると同僚が数人訪れてくる(なぜか同僚だということはすぐ分かる)。彼らを玄関に迎えに行って外側にドアを開けるも、なぜか半開き状態まででそれ以上開かない。覗き見ると、同僚のひとりが嫌がらせのように扉をぐいぐい押し込んでいるのだった。横にいるもう一人の同僚(先輩)に「○○のこと止めてくださいよー!」と言うと、その先輩は怪訝な顔で「何のこと?」と言うのであった。妙にホラーテイスト。確かに○○の顔色は妙に青白かった。
 
ふたつめ。高校野球の夢。夏の甲子園大阪府予選。どうやら自身も高校三年生の設定らしいが、プレーをしておらずベンチ外で、快進撃を見せるチームメイトをただ見ていた。というか野球部所属ですらなかったのかもしれない。夢なんだから、出ていれば良いプレーができただろうに。翌朝の朝日新聞にキャプテンのコメントが載っていたので読むと、妙に文語チックというか軍隊チックな表記(我がチームの快進撃は偏に日々の鍛錬の賜物で~的なものの、もっと戦時中の新聞ぽいやつ)になっていた。
 
みっつめ。バイトをしていた居酒屋の店長から手紙が届く夢。残念ながら閉店をすることになったので、お世話になった皆に書いている…といった内容だった。あと何故か仲の良かったバイトメンバーからの手紙も入っていた。やたらと分厚かった感触がある。店長の私に対する評が「△△は低アルのお酒みたいなもので、なんにでも誰にでも合わせられるところが本当にすごいです」とかって内容だった。低アルて。
 
Youtubeで色々と音楽をさらっていると、Audiotreeというチャンネルに出会う。
シカゴにある音楽レーベルのチャンネルの模様。取り上げられているアーティストがどれも良く、このチャンネルを流しているだけでまあまあ気持ち良い。素敵なラジオを手に入れた。 
 
■7/22(水)
・8時過ぎ起床。この日は午後から久し振りの出社予定。午前中の作業を終えて、出勤前に少し「よりみち」して昼食を取る。

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環七沿いにある超エモい名店。米次郎?という店名があるようなのだけれど、なぜか「よりみち」と称されている。

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訪れるのは3回目。ゲソ天そばが美味い、という口コミを見て実際にそれが美味しかったので、以降ゲソ天そばが食べたい時に訪れる店となった。少し甘めのだしは、天ぷらをひたひたにしながら食べるのにとても合う。蕎麦だしと言うよりも天つゆといった風情。麺はまあボソボソとしているのだけれど、ちょっと置くとつゆを吸ってきて味がこなれる、するとなぜか美味いのです。環七を走る車の騒音と毎度流れている昭和映画をBGMにしながら、市民プールのベンチみたいな椅子に座って無心で食べて、軽くトリップする。すごいお店である。
 
・出勤。オフィスの人影はまばらなまま。しかし会社にあるPCモニターと外付けキーボード、あとワークチェアって環境としては抜群に良い。もろもろ作業を終えて8時過ぎに帰宅。

青森に思いを馳せる(7/17~18)

■7/17(金)
・9時前起床。本当は昨日に続けてこの日も有休にして4連休を作り、青森旅行の予定だった。予想外に第二波がやって来たので、残念ながら予定を変更して日常を送っている。というわけで在宅勤務を開始。午後からはせめてもの抵抗で、代官山の蔦屋書店で企画書作りを行う予定。
 
デイリーポータルZのこの記事を読む。

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面白いのはもちろんのこと、ライターの方が大阪在住なのがまた嬉し懐かし。深江南、あー深江橋のあたり?など何となくアタリがつく程度には土地勘が働く。当然ながら福島は福島県ではないのです。あとブコメで「トマソン」という概念があることを知る。これが垂涎もの。こういうの大好物です。ちなみに築50年の我が家には使うことを禁止された螺旋階段がベランダについていますが、これってトマソンになりますかね。
 
・午後からは代官山蔦屋書店へ。思いのほか人が多くて少しうっとなる。も、うまい具合に密を避けられるスペースを確保できたのでその場で企画書作業に励んだ。割合はかどる。昔からそうなんだけど家で作業をするのが少々苦手で、受験の折にも塾の自習室ばっかり使っていたことを思い出す。家には誘惑が多いのである。
 
■7/18(土)
・8時半起床。岡崎がゴラッソを決めてウエスカが1部昇格を決めたという素晴らしく嬉しいニュース。こういった明るい話題は最近スポーツからしか聞こえてこないなとふと思う。将棋も広義ではスポーツだろうし、なおのこと。洗い物をして洗濯を回し、風呂掃除をして、思いついたアイデアを企画書にざくざくとメモ入れし、一仕事を終える。
 
・昼食。もうお決まりとなったコントワーさんへ。今日も安定の、と言いたいところだけれど気候のせいなのか保存状態のせいなのか。いつもよりも明らかにしっとりと重たい食感になっており、少々残念。味は変わらず素晴らしい。やっぱりパン屋さんのパンは朝が一番美味しいということだろうか。今日も席を間引いたゆとりある空間になっていて、結構長居をさせてもらった。すぐ近所のドラッグストアが10%オフということで、洗剤から柔軟剤から何から何まで大量購入をして帰宅する。
 
・午後は星野源の配信ライブ2周目を楽しもうと思いもろもろセッティングをし終えて再生をした、ところで携帯が鳴る。Yahooから速報で告げられたニュースは三浦春馬さんの件であった。つい最近コンフィデンスマンの前作映画を観たばかりだったこともあり、思わず声が出て隣にいた奥さんにも伝えてしまう。夫婦そろって驚きがさすがに強くて、しばし会話が止まる。それを振り払うように星野源のライブを観たのだが、残念ながらあんまり頭に入ってこなかった。
 
・夜。何かで調べてブックマークしていた奥沢の「ますぶち」さんへ。

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これが大当たり。突き出しが雲丹と生湯葉の餡かけ、湯むきしたフルーツトマトのおひたし。出てきた時点でもう間違いないとわかるグッドルッキング。

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ぬたの和え物、海老しんじょの揚げもの、鱧の天ぷらなどなど、どれもこれも素晴らしく美味。個人的に肉を欲していたこともあって、出色だったのがこちら。ざぶとん塩焼き。

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これがもう火入れから味付けから抜群で、終始にんまりしながら食べていた。噛めば噛むほど押し寄せてくる旨味がもうたまらない。〆に麺も頼んだけれど、ひとつ頼んだものを2人分できちっと分けて持ってきてくれて、そして当然のごとく美味で滋味深く染み渡る。いやー最高。最高。当日予約で遅がけなら、ということで20時半から席が取れたのだけれど予約で満席だった。多分キャンセルとかで奇跡的に空いたのではなかろうか。日本酒のラインナップも素敵で、ほんとは行くはずだった青森に思いを馳せながら田酒と豊盃をいただいた。完璧なリベンジである。お会計は2人で12000円弱。超リーズナブル。交通費も考えたらむしろ黒字。しかし、いつか落ち着いたら青森にGoToしたいなあ。これで二回延期を食らったので、次回は三度目の正直。