生きる指針とMステ
全世界で感染者が100万人超え。3/26に50万人を超えてから1週間で倍増とのこと。もう言葉が出ない。加えてNYの呼吸器はあと6日分しか持たないとの報道を見る。日本は果たして大丈夫なのだろうか。既に封じ込みのフェーズは通り過ぎたと思われるため、いま懸念すべきは、医療リソースの拡充にあると思う。人工呼吸器の増産が簡単に間に合うとは思わないが、ともかく医療従事者に対する保障として例のマスク費用を充てるべきではないか。マスク問題の根深さを感じる。
野党連合から、一律「個人」に10万円の支給、イベント事業者を中心とした中小企業への損失補填、を柱にした政策提言。これが基本ラインだと思うけれども、どうなのだろう。とにもかくにも、いまの与党のやり口は自分たちとその周辺しか見えていない気がする。そしてそれゆえに、藤原辰史さんが公開されたテキストが強く胸をうつ。
試されるのは、すでに述べてきたように、いかに、人間価値の値切りと切り捨てに抗うかである。いかに、感情に曇らされて、フラストレーションを「魔女」狩りや「弱いもの」への攻撃で晴らすような野蛮に打ち勝つか、である。
このパラグラフでも十分だけれども、ここに続く中国の作家、方方の一文は日本語訳というハードルをもってしても（ひょっとするとそれ故に）さらに一歩、本質に踏み込んだ素晴らしい文章で迫り来る。ああ、こんな駄文は読み捨てて今すぐ上記リンクへ跳んで欲しい。割と本気で思うのでもう一度張る。
さて。そんなこんなありながらも日常は平穏に過ぎるのであり。金曜日と言えば、のミュージックステーションを観ました。3時間スペシャル。何を隠そう邦楽ロック大好きなんですけど、エレカシ宮本さんの最近の動向はもう最高ですね。聖子ちゃんカバーでした。くそう、公式動画が無いことが悔やまれる。
ちなみにスイートピーの花言葉は、「門出」「別離」「ほのかな喜び」「優しい思い出」だそうです。個人的には「憤怒」って感じでしたが、まあ宮本さんの場合大体そうなるわな。
