七夕に蝉の声をきく(7/6~8)

■7/6(月)
・6時過ぎ起床。朝食は食パン。久しぶりにジャムとバター。コーヒーを入れて早々に仕事スタイルに移行。やることがかなり多く、予定が詰まっているのでいそいそとこなす。
 
・昼食は無印のカレー。「チキンとごろごろ野菜のスープカレー」を食べる。普通に美味しいんだけれども少し薄い?スープカレーとはそんなものだろうか。このシリーズはあんまり好みではなさそう。
 
・夜は割合はやくに奥さんが床についたこともあり、一人でゆるりと本を読む。小説Tripper、3分の1ほど読み終わったが、いまのところ角田光代さんの「ポケットのなか」がファイヴァリット。とても短い作品なのに、きっちりとストーリーがあってエンタメとして成立しているところに感じる凄み。稀代のストーリーテラーだなあとひとり膝をうつ。あとは川上弘美さんの文もとてもよかった。なんというか全体的に優しいのだ。「泣くのにいちばんいい時間」というタイトルからして、とても優しい。単行本は未読なので、なにかひとつ買ってみようと思う。
 
 
■7/7(火)
・8時前起床。午前中に実施するウェビナー準備に勤しむ。進行役は滅多にやらないので妙に気を張った。良きプレゼンを拝聴できたので個人的にはとても満足。
 
・昼食は棒ラーメン。キムチをのせるのがマイブーム。奥さんにそれ合うの?と尋ねられたのでめちゃくちゃ合う旨を伝える。少し怪訝そうな様子であった。だいたいすべてのラーメンにキムチは合うと思っている。
 
・夕方。打合せなど全て終えたところ、妙に眠たいので少しだけと思い1時間ほど仮眠。これが逆効果だったか、起きてからまったく覚醒できずグダグダになる。気を奮い立たせて机に向かうも、これは駄目だと思い散歩にでる。40分ほど近所をぐるっと大回りした。風の強い荒れ気味の天気だけれども、外に出るといくぶん気分がすっきりする。あんまり足の上がらない中だらしなくサンダルをざりざり鳴らしていると、どこからか蝉のような声が聴こえてきた。ニイニイゼミ?詳しくはないけれど確かに蝉の声で、夏の気分を手に入れる。やがて商店街までたどり着き、そういえば七夕だったということに気付く。この天気だと残念ながら織姫も彦星も会えないパターンだろうか。まあ今年はやめておいた方がよいよ、ソーシャルディスタンスです。その後は次第に元気になったのでてくてくと歩き、セブンイレブンでカフェラテを1本買って帰り、飲みながら仕事をこなす。
 
・夜。さんま御殿を観る。関根麻里トークの流れで、食事のときに器をもつのは日本だけ。韓国で器をもつとテーブルのない貧乏な家の子だと思われる。的な話題になり、なんというか微妙にセンシティブで切り返し辛い話題だな…と思っていると、さんまが「ほな海外やと預金通帳見せながら食べなアカンね」といった返しで笑いを取り(危険ですよー!とツッコまれていた)おったまげた。天才がすぎる。「文化的な違いやからしゃあないわなー」とかで無難にいなさずにこれですよ。向こうのプロトコルに乗っかったうえで、貧乏じゃないことをユーモアたっぷりにアピール。上手すぎる。この切り返しをほぼノータイムでしちゃうあたりほんと天才の所業です。
 
 
■7/8(水)
・8時起床。ちょっと遅め。岐阜県で大雨特別警報が出た旨の通知がスマホに届いている。飛騨川で氾濫が発生したとのこと。下呂温泉は奥さんと初めて旅行に行った場所。とにかく無事であってほしい。朝食にどら焼きを食べる。食器洗いをして筋トレをして業務開始。雨こそ降っていないが昨日に続きものすごい強風で、窓を開けていることに恐怖感を覚えるレベルだったため冷房をつける。
 
・昼食は買い物ついでに近場の中華料理屋で日替わり定食。豚肉のトマト炒め、みたいなもの。味はそれなりなんだけど、たまにあるやたらと長くて太さが均一のタイプの箸で正直食べにくい。日本式のお箸を使っていただけないものか。
 
・ひとしきり買い物をこなし帰宅後は引き続き仕事。なんとかやるべき作業を終え、外食分のカロリー消費のためにランニング。久しぶりに多摩川方面へ出た。丸子橋を渡って戻って8kmほど。夕食は刺身と、胡瓜、煮豆、昆布、ハム、梅干し、など冷蔵庫の余り物をかっさらうスタイル。アテだらけな感じになるのでビールがすすむ。寝る前に小説Tripperの続きを読もうとしたがスカっと寝落ちしてしまった。